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台所の改造が7割がたできあがったころ、風呂場の改修も併せてやってしまえということになった。
前々から下の住人から「風呂場の天井から時々水が滴ってくる」という苦情を受けていたためだ。 そして、一部だけ修理するよりも全面改装したほうが長期的には安上がりである、という大家さんの賢明な判断のおかげである。 そんなことで今度は風呂場のぶち壊しがはじまった。 ちなみに、私はけっしてこの風呂場は嫌いではなかった。十分まだ使えたし、ちょっとレトロな感じの配色も好きだったんだけど。でも、全面改修で新しくなるのは嬉しいに決まっている! ところで、今どきの湯船はプラスチック樹脂のようなもので出来ているけれど、古い湯船は金属に塗料を塗ったものだった。こんな湯船は、もう売っていないらしい。この金属製湯船を取り外したときに、皆はああっと仰天した。 湯船の裏側に、蜂の巣がびっしりと張り付いていたのだ! 写真でも超不気味だけれど、実物はさらにグロテスク。古い家なので蜘蛛の巣くらいは余裕で掃除するが、まさか蜂の巣まであったとは!!!! 湯船は壁に面しいるが、壁には通気孔らしき小指の先ほどの穴が幾つか空いていたので、おそらく蜂たちはここから侵入して巣を作ったのだろう。床には蜂蜜がべっとりと広がっていた。 そんなこんなで2週間近く、どろだらけの靴で出入りする工事のおっさんたち4人、騒音、お手伝いさん用のシャワーを使う生活が続いた後、お風呂場は見事に生まれ変わった!! う~ん、ピカピカにリフォームされて、感動!!わ~い!!! 。。。それにしても、改装費を全部大家さんが負担してくれたのが、何よりもありがたい。 前住んでいたアパートの大家は、何が故障しても「そこに住んでいるのはあなたなんだから、あなたが修理してちょうだい。あ、もちろん自己負担でね。」という人だった。 それに比べ、今の大家さんは大小様々なトラブルに、迅速に、しかも経済的な負担は全面的に彼女もちで対応してくれる。こんな大家さんとめぐり合えたのはとてもラッキーだ。 まあ大家さんにしても、私の前にいた住人が何年も家賃滞納した上に弁護士を使って追い出したということで、きっちり家賃を払う住人がありがたいという面もあるのかもしれない。 そろそろこのアパート暮らしも3年、今まで払った家賃も数千ドルになっているから、元はとれるわけだ。 いずれにしても、これからも良い関係でいたい相手である。 ちなみにこのお風呂が出来上がったのがちょうど誕生日の頃だったので、とても嬉しいプレゼントになった。 ということで、最近は毎日長風呂をエンジョイしている。 ペルーではトイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てないと、紙詰まりを起こします。 ご注意ください。。といつも観光客に注意していたが、便器設置前の排水口を 見ると本当に小さい!こんな小さな排水口に紙をじゃんじゃん流せば詰まるのは 当たり前だなあ。見て納得。 #
by lapampilla
| 2009-03-15 07:49
| ペルー
今月は土日もほとんど仕事で息がつまりそうだけれど、この前ふと平日の休みが出来たので海に行ってきた!!2週間ぶりくらいだったかな??
波は腹胸サイズのが、20分おきくらいに来る感じ。待ち時間がけっこう長い。 でもいつものメンバーで、のんびりおしゃべりしながら波を待つのも楽しい。 海の中で、友達のロングボーダーとボードを交換した。 何フィートだろうか?超長い!!ボートのようにすいすい進む。でもボードさばきは重たくてなかなか難しい。 30分後くらいに自分のボードに戻ってみると、ものすごく小さくて、でもとても扱い易いと感じた。 パドルもしやすい!!それで波もどんどん乗れて、とても楽しめた!! たまに違う板に乗ってみると思わぬ発見があるな~と思う。 * * * 昼はゆっくり家で食べて、午後は旅行会社へ立ち寄った後、気になっていた映画「Madeinusa」(マデインウサ)を見に行った。 最近、ペルー人のクラウディア・ジョサ監督(バルガス・ジョサの姪っ子らしい)がベルリン映画祭で金熊賞をとった。その映画「La Teta Asustada」(怯える乳)はちょうど今週から上映されるけれど、彼女の前作であるMadeinusaをまずは見ておこうということで。 ちなみこの映画はテレビでも(HBOだったか)最近やってたが、映画館で見ないと分からない細かな部分やカットされている箇所がけっこうある。 Madeinusa、個人的にはなかなか良かったが、こりゃー批判が多いのもしょうがないなという内容だった。 アンデスの世界はいろいろで、解釈も人それぞれ。美化する必要はないと思う。でも、ペルーのことを何も知らない人がこれを見て「アンデスってこうなんだ」と思ってしまうのは(そんな単純な解釈もそもそもおかしいけれど)やっぱりまずいのでは。という思いもする。 でもこれはあくまでもフィクション、お話の世界だからね。 そんなこというなら、この間見た別監督の「Dioses」はまさにこの逆バージョンだ。リマの上流階級の愚かさを描き出す。。という視点は、事実を映しているとしても、やはりその視点は偏っている。 そもそも「偏らない視点」で社会を映すことなどできるのだろうか? 対象となっているのがアンデスの民なら「気の毒」で、権力階級ならそうはならないのか? ペルーの映画が面白いと思うのは、ペルーに住んでいるからだ。 私には、Madeiunsaも、Diosesも、Gregorioも、La Ciudad de Mも、これらを取り巻く批判の応酬合戦も、全てペルーの現実を良く映していて、とても面白い。 * * * 映画館からの帰り、いきなり花をプレゼントされた。 70歳くらいのおじいさんからだけど。。。 そんなことで、楽しい1日でした。 #
by lapampilla
| 2009-03-11 08:24
| ペルー
これはどっかの汚い倉庫ではなく、うちの台所です。 ******** というのも、先日。階下の口うるさい住人が、「あんたのアパートの外壁に水がもれだしている。すぐ修理して!!」と言ってきた。外壁は、台所と洗濯場の中間くらいの位置にあたる場所。 こういう時はすぐに大家さんに電話。うちの大家さんは、とってもデキる女の人で、ちゃっちゃと修理してくれるし、太っ腹で修理代も全部持ってくれる。 どの部分が悪いか、壁をくずして配管の具合を調べるということになった。 私はいつものごとく仕事に出かけ、帰ってみるとうちの台所はこう↑なっていたわけだった。 流し台やらは、全部とりはずして居間に置いてあるため、足の踏み場もないものすごい状況。 せっかく買ったピアノもほこりだらけ。まあ、中古だからほこりが妙に似合うんだけど。。。 そんなことはどうでも、私が絶句したのはこのサビまくった水道管だった。 中身もぼろぼろの茶色。持ったらぼきっと折れそうなくらい腐食している。 「こ、こんな所を通ってきた水をこれまで飲んでいたのか。。。」 うちは普段は飲み水は湯冷まし、料理には普通に水道水を使ってきたが、かなりショック。 絶対浄水器買います。 だって自分ちの中でプラスチック配管にしても、アパートのそれ以外の場所が錆びた鉄配管で は同じことだもんね。子供の健康を考えると、錆がまじってる水、いくら沸かしたってやっぱり。。。 しかし、私の驚きはこれだけにとどまらなかった。 9年住んでもまだまだびっくりさせられるペルーです。 #
by lapampilla
| 2009-02-11 12:20
| ペルー
ずっと投稿せずで、ひょっとしたら消えているのではないかと思ったがまだあったか!
相変わらず、海は行っている、週1くらい。 でも仕事がきつきつだ~ この時勢で(まあペルーは今のところまだのんびりしているけれど) 仕事がいっぱいでスケジュールの調整が大変だなんて幸せなことなんだろうけど 家庭とのバランスをとりながらというのは本当に難しい。 昨年はほんとに、自分のキャパを明らかに超える仕事を受けてアップアップだった。 大丈夫かな・・と青ざめつつ、金に目がくらんで(笑)引き受ける自分。 無理してやれば、それに合わせて要領も良くなりキャパも広がるだろうと思いつつ。 以前のほうが仕事が丁寧だったなと反省したり。手抜きを覚えたり。 良かったのは、一昨年に比べて体調は良かったこと。 少しずつ、納得できる仕事もして、そしてさらに稼げるようになりたい! 今年は親子で帰国もしたいしなあ~ な~んて思う反面、仕事っていったい何なんだろうと思う。前は生きる為の手段だと思っていた。 でも、それではやっぱりダメなんだと思ったりしてしまった。 私は動物ではなくて人間なんだ。 食って寝るだけのために生きていていいのか。 やっぱり誰かの為なるような仕事の為に時間をいけないのではないか、と真摯に思ったり する反面、やってらんねえよ、うまく稼ごうぜと思ったり。 にゃははは。私もお年頃だ。 「イグアナ氏、どう思われますか?」 「うーーーん、知らん。。」 #
by lapampilla
| 2009-02-06 21:53
| ひとりごと
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